千穂内山 
マリーゴールドティーとは？
鮮やかな黄色が印象的な可愛らしい花を咲かせるマリーゴールドは、実は古代エジプトでは「若返りの薬」、ヨーロッパでは「太陽のハーブ」として使用されてきました。
その使い方は万能で、ハーブティーとしてはもちろん、着色剤、観賞用、食用、化粧原料、装飾用など様々な分野で重宝されている花なんです。
マリーゴールドティーとは、マリーゴールドという植物の花びらを乾燥させて作られたハーブティーです。
マリーゴールドティーの主成分は？
マリーゴールドティーにはたくさんの嬉しい成分が含まれており、
「ケルセチン」抗酸化作用、抗炎症作用、降圧作用
「イソラムネチン」抗炎症作用、抗酸化作用
「ルテイン」抗酸化作用、主に目の老化（老眼・加齢性黄斑変性）に効果あり
「タラキサスロール」胃腸などの消化器官を活性化
「トリテルぺノイドサポニン」抗炎症作用、鎮静、ウィルス予防、風邪予防
「フィトステロール」女性ホルモンのサポート効果
「カロテノイド」ブルーライトを吸収し眼精疲労を予防
などの様々な効果効能が期待されています。
マリーゴールドティーの特徴①「アンチエイジングと美容効果」
マリーゴールドティーの最大の効果は、ケルセチン・イソラムネチン・ルテインという強い抗酸化成分を豊富に含まれているため、体の酸化を防いでくれます。
体の酸化はすなわち「老化」です。「活性酸素」という体を老化させる物質を抑えてくれる働きが強いのでどの世代の女性にも嬉しいアンチエイジング効果が期待できます。
マリーゴールドティーの特徴②「抗炎症作用」
アンチエイジングを助ける作用に抗炎症作用があります。マリーゴールドティーにはこちらの作用を持つ成分が豊富に含まれています。乾燥からくる肌荒れや紫外線による日焼けなどの、女性が気になる肌の不調を治す手助けをしてくれます。
さらに炎症を抑える作用は肌だけではなく、粘膜や消化器などにも作用します。口内炎・胃腸炎・胃潰瘍にも効果がある事が知られています。
マリーゴールドティーの特徴③「女性特有の悩み、デトックスにも」
マリーゴールドティーに含まれる「フィトステロール」は女性ホルモンと同じ働きをします。生理による不調を和らげたり、生理サイクルを整えたり、辛い更年期障害にも効果を発揮します。
また体の循環が良くなることで、発汗や利尿作用による毒素の排出をサポート、リンパ系の循環を促進するなどのデトックス効果も期待できるスーパーハーブです。
マリーゴールドティーの味は？
香りは太陽の光を浴びた時の暖かな印象がありますが、そこまでクセが強くなく、とても飲みやすいです。
苦味が出やすいため、濃く入れるよりはアッサリめに抽出する方がおすすめです。
まとめ
マリーゴールドティーは、抗酸化作用によるアンチエイジング効果、抗炎症作用による体の不調などを整える効果が高いノンカフェインのハーブティーです！
若い女性にももちろんおすすめですが、お肌の不調や中年太りに困っている女性に特におすすめなハーブティーです。マリーゴールドは世界中に分布しており、とても手に入りやすいお花なのでご自身で自家製マリーゴールドティーを作ってみても良いかもしれませんね！
